マイクロバブルは
人と地球を救う極小の気泡

オゾンガスと組み合わせ
悪臭対策

工場の排水処理場や下水処理場での悪臭、臭気問題は各所で大きな課題となっており、近隣の住民からのクレームに神経を尖らせている現場も非常に多いと思います。マイクロバブルは気泡径が極端に小さく、浮上速度が極めて遅くなるという特長がありますが、マイクロバブル発生装置のマイクロオーダーで最頻値の30ミクロンの気泡では、1分間にわずか3cm程度しか上昇しません。この特長により、マイクロバブルが調整槽や曝気槽などの槽底隅々まで酸素を送り届けることができるため、槽底の嫌気化による腐敗を一気に改善し、悪臭・臭気問題を解消します。従来の脱臭という2次的な対策ではなく、根源からの悪臭・臭気対策を可能とするのは目詰まりのないマイクロバブル発生装置だけで、特にオゾンガスと組み合わせたオゾンマイクロバブルについては、完璧な臭気対策が可能なソリューションと言えるでしょう。

マイクロバブルによる
細菌・ウイルス対策

マイクロバブルは細菌・ウイルス対策としても非常に大きな効果があります。マイクロバブルの帯電作用と圧壊時に発生するフリーラジカルの作用により、菌類やウイルスを不活性化し、クーリングタワーや殺藻、レジオネラ菌やコイヘルペスなどへの対策にも効果的です。このほかにも様々な藻、菌、ウイルスへの効果が認められています。

マイクロバブルによる
生理活性効果

マイクロバブルは気泡自体が含む空気を水に溶かしながら水中で消えるため、水中の溶存酸素量を増加させ、生物の生理活性化を促すという特性があります。2~3倍の血流促進効果があるという報告もなされ、養殖においては魚・カキ・エビなどの病気対策や成長促進にも非常に効果的です。マイクロバブルにより短期間で大きく成長するため魚・カキ・エビなどの生産効率がアップします。また歩留まりが向上し、なかにはマイクロバブル発生装置を使用したことで、5割を超えていたカキの死亡率が激減したというケースも確認されています。またマイクロバブルは農産物の育成促進、鮮度維持に優れた効果を発揮する特徴を持ちます。